整体院 わごいち万病の元「おなかのコリ」をほぐし、一緒に元気な体をつくる整体院

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胃下垂(胃アトニー)胃下垂(胃アトニー)

※はじめての方は、「当サイト症例ページの読み方」をまずお読みください。

1.胃下垂(胃アトニー)についての一般常識

症状

  • 胃下垂とは、胃が正常な位置より常に下がっている状態のことをいう。
  • 胃下垂だけの場合には、自覚症状はほとんどない。
  • 胃下垂があって、胃壁の筋肉の緊張が低下し、胃の働きが鈍くなる 状態を胃アトニーという。
  • 胃アトニーになると、胃の痛みや膨満感、食後のむかつき、食欲不振、精神疲労、腰痛、吐き気、げっぷ、大便の不正常などがおこる。

原因

  • おなかの壁の脂肪不足や、腹部圧力が低下している細身の女性は胃下垂になりやすい。
  • 胃下垂は虚弱体質など先天的な素因によるところが大きい。
  • 暴飲暴食や過労、不安、ストレスなどが引き金となって胃の働きが弱り、胃アトニー症状が現れやすくなる。
  • 胃下垂は第10肋骨の骨端が遊 離した人に多く、内臓下垂体質によりおこることが多い。
  • 胃アトニーは先天性筋肉薄弱の人に多く、また、過剰な食物を摂取するこ とが習慣となった人にもおこりやすい。

対処法

  • 下垂は体質的なものなので、病気ではないので特に治療は行われない。
  • 過労、ストレスを避ける。
  • 暴飲暴食を避けてバランスのいい食事をとり、過度に熱いものや冷たいものは極力控える。
  • 胃の蠕動運動を正常に保つよう心がける。
  • 食べ物を少量ずつ頻回にわけてとる。
  • 腹筋を鍛えるのが効果的です。
  • 胃腸機能調整薬や消化酵素剤などを服用する。

2.ここが疑問!

胃下垂は体質的なものであり、
病気ではないので特に治療は必要ない?

 胃下垂で悩む人が内科を受診すると、「胃下垂は病気じゃないからそのまま放っておけばいいよ。」と言われることが多いそうです。そこで「でも胃もたれや食欲不振が辛いんです。」と訴えると、「じゃあ、胃薬処方するから辛い時に飲みなさい。」という話もよく聞きます。患者としては納得のいかない話だと思います。原因(胃下垂)は放置したままの薬での対症療法に疑問を感じている人にも強い共感を覚えます。

 私たちが言いたいのは「胃下垂が病気か病気でないかの定義について」聞いているのではなく、体の不快症状を生んでいる胃下垂、胃アトニーの解消を助けてほしいのです。薬で誤魔化すのではなく、ちゃんと胃を上げて、元の位置に戻したいのです。そのために病院に行っているのです。こと胃下垂・胃アトニーに関しては、病院は多くの患者の要望に応えているとは言えないのではないでしょうか?

下がった胃は
腹筋をすればあがる?

 結論から言うと、ほとんどの場合あがりません。むしろますます下がる場合もあります。やせた体を健康的にするために、そのために胃下垂を克服するために、さまざまな胃下垂に関する情報を集めて「胃下垂は腹筋でなおせ」という知識を得て、来る日も来る日も腹筋運動に励む人がたくさんいます。しかし、腹筋で胃下垂が治る人は稀です。

 これまでわごいちには「毎日腹筋を50回したけど胃が上がらなかった。」「暇があれば腹筋して、一日平均200回はしているけど、胃下垂が治らない。」というような人がたくさん来ました。確かにおなかに触れると見事な腹筋の割れでほれぼれしましたが、ほとんど皆さん胃下垂のままでした。

 実は胃下垂の大敵の一つが「ふんばり」です。あるいは「いきみ」です。トイレで大便を出そうとするときのあのいきみです。内臓を下げるようにふんばる、いきむ、そんな癖のある人は、腹筋一回ごとにふんばって胃を押し下げようとしますので、ますます胃が下がることもあるのです。繰り返し言います。腹筋で胃下垂をなおそうと思うのは危険であり間違いです。

腹式呼吸で
胃下垂がなおる?

 胃下垂の対処法としてよく聞くのが「腹式呼吸」です。ただこれも危険な認識と言えます。腹式呼吸にもいろいろな方法がありますが、もし「下腹を膨らませて息を吸う。」というタイプの腹式呼吸法を実践されているのなら、すぐに止めたほうがいいでしょう。

 どういう事かというと、「下腹に空気を入れる」といいますが、下腹に空気は入りません。空気は肺にしか入りませんが、肺が下腹に行く事はないのですから。では、なにが下腹を膨らませているのか?という話ですが・・・・、それが胃なのです。胃を押し下げて下腹を膨らませているのです。つまりこういう腹式呼吸法は、あるいみ「胃下垂増進呼吸法」といってもいい代物なわけです。

胃の蠕動運動を
正常に保つように心がける?

 「胃の蠕動運動とはどんなものか?」「どのようにすれば胃の蠕動運動が正常に保てるのか?」そこを聞きたいんですけどね・・・

ここが疑問!まとめ

 これらの疑問をみてみると、胃下垂や胃アトニーをとりまく問題点の本質が見えてきます。

 それは医療者が、胃下垂を病気としてみていないということです。「胃下垂は胃が下がっているだけ。別に胃に穴があいたり、腫瘍ができているわけではないから、病気ではない。(だから大騒ぎするな。)」そのようなスタンスで胃下垂に向き合っているから、いうやむしろまともに向き合ってさえいないから、ある意味胃下垂は放置されてたままなわけです。だから胃下垂の本当の原因探しも、有効な治療法も、これだけ多くの人が悩んでいるというのに、見つかっていないのでしょう。

 また要の医療者がそのようなスタンスであるから、胃下垂や胃アトニーで悩む人たちは薬やサプリメントという選択肢しかなくなったり、腹筋や腹式呼吸などの中途半端な対処に頼ったりするのでしょう。

 まずはプロが胃下垂や胃アトニーを立派な(?)病気として認めて、真正面からその問題解決に向き合う事が大事です。医療がそれをしないのであれば、お腹の整体のプロであるわごいちがそれを担おう、とおもってこれまで取り組んできました。その内容を以下に記します。

3.わごいちの考え

 整体院わごいちでの実績からひもとく、胃下垂・胃アトニーの原因はおもに以下の3つです。

1. 肋骨の縮小

 肋骨の中には、肺、心臓、肝臓、そして胃が格納されています。そしてあまり知らないという人も多いのですが、肋骨は生活習慣によって大きく発達したり、小さく未発達のままだったりします。(ちなみに自分の肋骨の発達度合いが正常かどうかを知る一つの参考が肺活量です。年齢体格にもよりますが、男性で3500〜4000?、女性で2500〜3000?程度くらいは欲しいところです。)

肋骨が未発達の場合、つまり胸郭という肋骨で囲まれた胸の空間が狭い場合、胸郭の密度が高くなって肺と心臓と肝臓と胃がお互いを圧迫し合います。圧迫しあううちに、だんだんと一番柔らかく動きが取りやすい胃が胸郭から押し出され、下にさがり、つまり胃下垂となるのです。

 ほとんどの胃下垂の人に肋骨の発達不良が見受けられます。

2. 内臓の癒着(ゆちゃく)

 胃下垂から胃アトニーに進行する、つまり胸やけや食欲不振や胃もたれなどの様々な症状が出てくる、さらに胃だけでなく便秘や下痢や生理痛や排卵痛などの内臓全体の不快症状がでてくる、そういう段階になると、多くの場合のその陰には「内臓の癒着」が潜んでいます。

 「癒着」とは文字通り「くっつく」ことです。胃と腸の癒着が特に多く見られます。正常な胃は腸の上に乗っかっている状態ですから、なかなか腸と癒着することはありませんが、胃が下垂してうねうねした腸の中にズボッと入り込んでしまった場合には、胃が周りを取り巻く腸と癒着し、身動きが取れなくなってしまう事がよくあります。いったん癒着してしまうと、胃が何かのはずみで上にあがろうとしても腸が離してくれないからあがれない。そして慢性的な胃下垂になってしまうのです。

3. 姿勢と呼吸

 胃下垂の人は下腹がポッコリしている人が多いです。やせていても下腹がポッコリしている。これは「お腹の中から引きあげる立ち方」ができていないから、こういうことになります。(わごいちではこれが出来る人を「お腹美人」とよびます。)お腹を中から引き上げる事が出来れば、下腹はへこむし、胃も上がるのです。それには姿勢の乱れを正すのが重要です。

 また肋骨の縮小と関係するのですが、呼吸のあり方によって肋骨は発達したり退化したりします。胃下垂の多くの場合、下腹に空気を入れる呼吸をしている人が多く見られます。これでは胃は下がるばかりです。

わごいちの考えのまとめ

 もしあなたが、胃下垂は遺伝や体質の問題だから治らない。ストレスが原因だから治らない。腹筋頑張ったけど治らないからどうしたらいいのかわからない。そのように思っているなら、この「わごいちの考え」を何度も読んでください。これまで多くの胃下垂を克服してきたわごいちにおいて、その経験を通して導き出した胃下垂の原因。これらのどこにも遺伝や体質やストレスや腹筋不足というものは入っていないですよね。これまで成果が出なかったのなら、それは努力が足りなかったのではなく、本当の原因を見逃していただけ、と考えていいのではないでしょうか。

4.わごいちの整体的対処法

 わごいちの整体には決まったパターンというものは存在しません。人の体は千差万別なので、とくにお腹はどんどん変化していくので、触るところも使う手技も様々です。それを一概に説明するのは困難なのですが、なるべく標準的なパターンで説明してみます。(実際の整体はすこし違う場合もあります。)

STEP1   胃のチェック

 まずは胃の位置を確かめます。手で触って胃の位置や形を探ります。胃の形が分かれば炎症の程度も確認します。

STEP2   肋骨のチェック

 次に肋骨の形状をチェックします。また肋骨を支える筋肉の状態も合わせてチェックし、どの部分が特に固く縮小しているかを判別します。

STEP3   癒着チェック

 胃や腸などの臓器同士の癒着をチェックします。

STEP4   筋肉を整体

 チェックも終わり、いよいよ整体です。内臓につながりの深い筋肉を中心に、足圧法という足で踏む筋肉のほぐしをします。内臓につながりの深い筋肉の中には、お尻や太ももなどの大きな筋肉も含まれるのですが、足圧法はそういう大きな筋肉を優しく深くほぐしていくことができるすぐれた整体法です。また同時に骨盤の開きも矯正します。

STEP5   わごいちハート呼吸法の指導

 次に「ゆらぎのハート呼吸法」を指導します。『「おなか美人」ダイエット』で懇切丁寧に解説していますが、コツをつかむまでが難しいので、整体の途中で何回か練習してもらい、家でも実践できるように指導します。

STEP6   肋骨の矯正

 固まって縮小している肋骨を一つずつ広げていきます。これは足圧と手技の両方によって行います。矯正が進むにつれて、呼吸時に息が胸に入っていくのが実感できます。

STEP7   お腹の整体

 わごいち独自の手技により、胃を触っていきます。胃を押し下げている癒着を解消したり、胃の炎症をとかしたりしながら、徐々に胃を上に持ち上げていきます。

STEP8   アドバイス

 最後にもう一度、呼吸の確認をし、胃の状態によっては食事のアドバイスなどを行います。また何度か整体を受けて胃が元の位置に戻ってきたら、姿勢の指導をし、将来も胃が下がってこないように仕上げます。

効果と実績

 数ある症例の中でも、お腹の整体ができるわごいちにとって、胃下垂・胃アトニーは最も得意とするところです。
 呼吸の練習さえしてもらえるなら、そして真剣に治したいと思っておられるなら、まず大丈夫でしょう。


(参考ページ)